FDBmobler

北欧の名作椅子「J48」に加わる新しい表情

ミナ ペルホネン “dop tambourine”が定番生地に!

2018年11月9日[金]予約販売開始

J48 ミナ ペルホネン “dop tambourine”

世界でも有数の高幸福度の国へと発展を遂げたデンマークを、インテリアの視点から支えた国民的家具ブランド「FDBモブラー」。
2013年にブランド復活を遂げて以降、国内外での注目度もさらに高まり、一般家庭だけでなくレストランや施設などでもその家具を目にする機会が増えています。

この度、FDBモブラーの中でも人気の高い「J48」に、新たなファブリックのバリエーションが加わります。
世界的にも評価の高いテキスタイルデザイナー皆川明氏が手掛けるmina perhonen(ミナ ペルホネン)の生地“dop tambourine”。

J48は、かつてデンマーク人の5人に1人が使っていたと算出されるヒット作「J46」のデザイナーである
ポール・M・ヴォルタが手掛けており、北欧の名作家具がより身近で、より愛着の湧く1脚となって、新たな姿を現します。

■ 発売日 : 2018年11月9日[金]予約販売開始
■ 取扱い店舗 : 全国の FDBモブラー取扱店
■ 商品価格 : J48 / オーク 各色 87,000(税別)・ J48 / オークブラック 各色 87,000(税別)
※フレーム2色、座面バリエーション4色の計8種類での発売となります。

経年での変化を楽しむ生地“dop”

擦り減ることで美しく変化する生地

皆川明氏が手掛けるブランド「mina perhonen(ミナ ペルホネン)」の
テキスタイル生地“dop”。 両面モールスキンのダブルフェイスによる生地は、
使い込むうちに表面の糸が擦り減ることで、
裏面の色が現れてくる性質を持ちます。

長年使い続けるうちに見せる表情は、決して「劣化」ではなく、時間をかけての「変化」であり、それは愛着へと変わって行く。 生地自体が年月の中で変化し、擦り切れたところからのぞく新しい色を楽しむことができるのです。 繊細に起毛された滑らかな肌触りのテキスタイルは、 日常の暮らしに寄り添うアイテムの張地として適しています。

後のデザインにも影響を与えたJ48

コロナチェアの原点になった一脚

1951年に誕生したJ48は、FDBモブラーの2代目企画デザイン担当責任者を務めたポール・M・ヴォルタによって手掛けられました。
家具職人、デザイン学校の教師を経てFDBモブラーに入社した経歴を活かし、モダンでシンプル、機能性を第一に掲げた家具づくりに励む中、J48は生まれました。

3本の丸みを帯びた笠木から構成される背は非常に独創的である一方、美しさだけでなく安定した座り心地も与えてくれます。 ヴォルタがFDBモブラー独立後に10年の時を経て生み出す彼の代表作「コロナチェア」はこの流れを汲んでおり、J48はその原点ともなった1脚と言えます。

Poul M.Volther (ポール・M・ヴォルタ)1923-2001

ハンス・オルセンの工房での家具職人として経験や、デザイン学校で教師を務めたほどのデザインの知識を活かし、1949年にハンス・J・ウェグナーを介してFDBモブラーに入社。ボーエ・モーエンセンの後を継ぎ、1950年にわずか27歳でFDBモブラーの2代目企画デザイン担当責任者に就任。「人々のための家具づくり」を基盤としてデザインしたJ46は、当時85万脚の売り上げを記録し、デンマーク国内で最大のヒット商品となった。 FDBを1956年に退職すると同時にデンマーク国内の応用芸術学校で再び教師となる。彼の指導によりそのシンプルなデザインをベースとして用いるデザイナーは多い。