こちらの商品はBook case専用のオプションパーツになります。
FDB初代プロダクトマネージャーとなるボーエ・モーエンセンが師事した、モーエンス・コッホは、自身のデザインスタジオに雇い入れて、デザインを教えます。それは後にボーエ・モーエンセンが作ったFDBモブラーの基盤となり、さらにデンマークデザインの発展に大きな影響を与えました。
コッホのデザインする家具は自身のライフスタイルやニーズが反映して作らられており、自邸の小さな書斎に置く、フレキシブルに使用できる書棚として、これまでにいくつものデザインをしています。
コッホは、FDBの開発条件「丈夫で、美しく、機能的、そして手軽な価格」の基、このBook caseをデザインしましが、このベーシックなデザイン、組み合わせて使える機能性は今数多くあるボックス型シェルフの基礎となっていると言えるでしょう。
縦横の比率が美しく設計され、程よいアールが施されたディテール、刻み組みつぎになった接合部はデザイン性もよく、それに負けないだけの強度もあります。大切にしている本や小物などを置いていただいた時、そこにひとつの空間が出来上がり、それぞれの世界観をしっかりと表現してくれるアイテムです。
Book caseは積み重ねて使う事で使い方の幅はより広がり、立体的な空間となってあなたの世界観を最大限に表現してくれます。
このオプションパーツはBook caseを床に積み重ねて使う際に土台として使っていただくことで高さを出し、Book caseが作り上げる世界観をよりバランスよく表現してくれます。
本体と同様にマテリアルにはオーク無垢材を使用しているので、木の温かい印象を与えてくれ、色味が深く経年変化し、Book caseと共にその変化も楽んでいただけ、使うほどに愛着を持ってご使用いただけるアイテムです。 奥行きの異なるBook caseに合わせてそれぞれ作られており、それぞれのライフスタイルに合わせてBook caseをご使用いただけるように、タテ置き用・ヨコ横置き用の全4種類の中からお選びいただけます。
「デンマークモダンデザインの父」と言われるコーア・クリントの弟子で、 デンマーク黄金期の基礎を築いた一人。
後にFDBの監修を担う、コーア・クリントが主任教授を務めていた王立芸術アカデミーを1925年に卒業。そして1925年から1932年まで、コーア・クリントの事務所で勤務し、製品に求められる機能の重要性、シンプルなフォルム、受け継がれてきた伝統的な技巧などデザインの基盤となる様々な事を学び、1934年には個人事務所を設立。
機能主義を原則とし住宅、家具、テキスタイル、銀製品のデザインや執筆など幅広く活躍し、 中でも、コーア・クリントの紹介で、老舗家具メーカーのルド・ラスムッセンへ1932年にデザイン提供した、MK99200フォールディングチェアは、折りたたみ式椅子の代名詞となる。
1950年から1968年の18年間、王立芸術アカデミーの教授を務め後進の指導も行い、デンマークデザイン業界へも貢献した。